2018年08月30日

みこしまくり

木曽福島の「みこしまくり」に行ってきました。

「みこしまくり」は木曽福島の水無神社のお祭りです。正確には平成の合併で木曽福島町は今は木曽町福島となりますがつい習慣で木曽福島と言ってしまいます。合併で無くなった町や村は全国どこにでもありますが、慣れるまではちょっと戸惑ってしまいますネ。また全国を旅していますと新しい名称の市町村に出くわしアレッと思うときもあります。
飛騨の国に一の宮の水無神社がありますが、こちらから勧進されたと神社略記にあります。ちなみに飛騨一の宮では「みなしじんじゃ」ですが、木曽福島は「すいむじんじゃ」で読み方が違います。日本語は難しいです。

「みこしまくり」は、お神輿を頬り投げたり転がしたりする珍しいお祭りです。横に転がすのを横まくり、縦に転がすのを縦まくりといって転がすたびにドタンドタンと大きな音がして特に縦まくりは迫力がありました。御岳山に拝礼してみこしまくりは始まります。そして、お神輿は街中を引き回されてまくられます。

横まくり
18072309横まくり.jpg

縦まくり
18072310縦まくり.jpg

みこしまくりが始まる前にお神輿に水をかけます。何故かと伺いましたら壊れにくくするための処置と危険防止も兼ねているとのお話でした。とはいえ、転がせば当然壊れます。修理しながらまた転がす、壊れた欠片は持ち帰るとお守りになるそうで、私もひと欠けら戴きました。神輿の材料は木曽なので檜かな?と思いましたら松(赤松)なんだそうです。檜はころがしに弱いと言っていました。

みこしを締めるため水をかける。
18072301お神輿D水かけ.jpg

隅々まで念入りにかけていました。
18072301お神輿DC.jpg

ひび割れたところを修理します。
18072307休憩どころD修理.jpg

壊れたところは外してゆきます。欠片は欲しい人に配られます。
18072307休憩どころC.jpg

祭りは7月23日に行なわれますが、くしくも大相撲7月場所では御当所関取の御嶽海が優勝したということもあって優勝祝いの垂れ幕や号外新聞で盛り上がっていました。
18072305御嶽海.jpg

号外。
18072305御嶽海A.jpg

まくられたお神輿は最後には水無神社に奉納されます。翌日の朝、神社を訪れましたら氏子さんたちが後片づけをしていました。お神輿は指定の台座にきちんと納められていました。

奉納されたお神輿。
DSC04369.jpg

屋根や飾り部分は無くなり、修理後も痛々しく、まくりの激しさが見えるようでした。
DSC04370.jpg

たしかに天下の奇祭というべきお祭りでございました。わーい(嬉しい顔)

posted by ペコム at 18:20| お祭りイベントなど

2018年08月21日

続・盛岡さんさ踊り

盛岡のさんさ踊りに行ってきました。

盛岡には3日に入りました。駐車場の守衛さんに(混んでますか?)とお話を伺ってましたら「ねぶたが始まったので今日は空くかもしれない」とのこと。そういえば、東北の夏祭りはぶつかるんだっけと思い出しました。昔のこと、「青森のねぶた」「秋田の竿灯」「仙台の七夕」は東北三大祭りと言われていてほぼ同時期でした。当時はお祭りのはしごでツアーなどが組まれていましたっけ。今はどうなんでしょうか。ねぶたと竿灯は見たことがあります。20代の頃なのでもう40数年も前のことになります。盛岡のさんさ踊りは今年で第41回といいますから、その頃はまだ行われていなかったことになります。各地域毎のさんさ踊りとしてあったのだと思います。

夕方から始まるパレード会場に向かっていると途中の盛岡城址から突然太鼓の音が聞こえてきました。何だ!何だ!と駆けつけてみますと大きな団体が練習していました。おそらくパレードに向けての最終の合同練習なのでしょう。さすが大勢だと迫力があります。その団体は盛岡大学の皆さんでした。たまたま傍にいたマネージャーらしき人は「最優秀賞を狙っているんですよ」と話していました。私は「大丈夫。揃っていますし、元気も良い、なにしろ太鼓の切れが良い」と太鼓判を押しておきました。

盛岡大学の練習風景。
18080318盛岡大学練習A.jpg

笑顔で元気がいいです。
18080318盛岡大学練習D.jpg

揃っていました。
18080318盛岡大学練習H.jpg

なかなかの迫力で迫ります。。
18080318盛岡大学練習J.jpg

いずれにしろ、学生さんの団体は若さがあって元気がいいので注目ですね。盛岡大学はこの日(3日)の最優秀賞に輝きました。おめでとうございます。大学のマネージャさんらしき人にうちわを頂きました。記念です。わーい(嬉しい顔)
18080318盛岡大学練習.jpg

パレードが祭りのメインなのでしょうが、街中のそこここでさんさ踊りが見られるのも現地での面白みでしょうね。練習風景は何度か遭遇しましたし、太鼓をつけている人たちが歩いているのもお祭りらしいです。太鼓を持たせてもらいましたが、重くはないですがそれなりの重量はありました。沖縄のエイサーの太鼓に比べると重かったです。太鼓を下げるたすきにカラビナを使っていたり工夫してました。髪飾りやたすきもいろいろで着飾っているのが面白い。腰にぶら下げているものは何ですか?と聞いてみましたら「腰帯」と言ってふつうは五色、中には七色のものもあるんだそうです。
パレードはそれなりに楽しかったのですが、それが終わったあと、花車を中心とした「輪踊り」に移行します。輪踊りは何ヶ所かにあり誰でも自由に参加できます。参加できるのはいいですね。昔、郡上八幡の徹夜踊りに行ったことを思い出しました。私も若かったら参加したかもしれない、でも止めておきました(笑)。

腰からぶら下げている腰帯。
18080311三本柳さんさF.jpg


ミス太鼓の輪踊り。
MVI_0558ミス太鼓輪踊り.jpg

これは現地で知ったのですが、4日間を通して出場しているのはミスさんさ集団と一部の団体だけであとは振り分けられるということで、つまりすべてを見る為には4日間必要なのです。これは滝広場の伝統さんさ踊りも同様で振り分けられるので事前にプログラムなどを知っておくと良いかもしれません。
もし、また機会があれば他の伝統さんさ踊りを見てみたいな!と思っています。わーい(嬉しい顔)

(おまけ)
東北がらみの話題で・・今年の甲子園は秋田の金足農業がすごいですね。何がすごいかって公立高校で地元の子ばっかりのチームだからです。今日は決勝ですが応援しちゃいます。優勝してほしいです。黒ハートダッシュ(走り出すさま)ダッシュ(走り出すさま)

posted by ペコム at 10:34| お祭りイベントなど

2018年08月20日

盛岡のさんさ踊り

八月の初めに盛岡のさんさ踊りを見てきました。

今年は梅雨明けが早く暑い夏が続きました。涼しい地方に避暑に行きたいなと思い始めるのです。また北海道にでも・・とも考えたのですが東北にしました。盛岡のさんさ踊りを思いだしたのです。さんさ踊りは以前に三ツ石神社の奉納踊りを見に行きました。本番の踊りも見てみたいな、と思ってはいたのですが機会がありませんでした。お祭りは8月の1〜4日に行われます。毎年固定です。最近の祭りは、諸事情で週末あるいは祝日に変更するケースがあるなかで固定日というのは分かりやすくていいと思います。

祭りのパレードは夜に始まるのですが、昼間(午後)も一部の会場で見られます。駅前の滝広場では伝統のさんさ踊りが披露されますのでそれも目当てとしました。他府県からは無料の臨時駐車場が何ヶ所か設置されますので助かります。盛岡には3日に入りました。駐車場のオープンは12時で早く着いたので待たされましたがそのうちの一つの下橋中学校に止めさせていただきました。午後は「駅前広場」へ、そして夕方から「メイン会場」とさんさ踊りを堪能してきました。

駅前の開運橋から見えた岩手山。
18080302開運橋A岩手山.jpg

「滝広場」ではミスさんさ集団を初め、各地の伝統さんさ踊りが披露されます。これがそれぞれに特徴があって興味深いものがありました。大黒舞のようなものもありましたし三本柳のさんさ踊りは飛び跳ねていました。それぞれの保存会には小さい子も出ていて継承者がいるのが大変頼もしいと思いました。

今年のミスさんさ踊りのみなさん。
18080304駅前ミスさんさA.jpg

乙部さんさ踊り保存会のみなさん。
18080310乙部さんさ.jpg

白沢さんさ踊り保存会の踊り。
18080309白沢さんさA.jpg

三本柳さんさ踊り保存会の踊り。飛び跳ねています。太鼓の人も飛んでいました。
18080311三本柳さんさA.jpg

土渕伝統さんさ踊り保存会のみなさん。
18080402瀧広場C土渕B.jpg

若手の踊り子、乙部さんさ踊り保存会。
18080310乙部さんさB.jpg

若手の踊り子、庄ヶ畑郷土芸能振興会。
18080312庄ヶ畑さんさ.jpg

若手の踊り子、清流。
18080313清流さんさ.jpg

土淵の伝承さんさ踊りは、最初の紹介で「ちちぶし」と聞こえたので(秩父)が頭に浮かんだのですが・・(けっしてアナウンスがなまっていたのではありません。アナウンスはきれいな標準語でありました。アナウンサーの方の名誉のために記しておきます)幟を見ると「土淵(つちぶち)」と書いてありました。私の聞き間違いでした。土淵というと遠野の土淵でしょうかねぇ〜。カッパとおしら様の遠野です。たしか、柳田国男の遠野物語の話し手であった佐々木某氏はその土淵の出であったと思います。遠野は盛岡からそんなに遠くはないのですが、さんさ踊りが伝承されているとは思いがけないことでありました。その他の伝承地もどの地方なのか知りたくなりました。

今回はここまでとし、また続きがあるかもしれません。わーい(嬉しい顔)

posted by ペコム at 16:57| お祭りイベントなど

2018年05月06日

雄島祭り

福井県の平泉寺白山神社を目指していた時のことです。
混雑必死の金沢を抜けるのに、遠回りですが海岸線を行くことにしました。国道8号線の方が行きやすいのですが海のない長野県に住んでいるとついつい海を見たくなってしまうのです(笑)。

とりあえず三国までは海岸線をと海沿いを走ります。途中、東尋坊の看板が出て曲がろうか曲がるまいかと迷った結果、寄るつもりはなかったのですが時間もあったので曲がってしまいました。越前松島のあたりの公園にトイレがあったので寄りました。その公園の前の海岸に降りる道の入口にのぼりが立っていて「大湊神社」と書いてありました。お祭りかも?とお昼前でしたしちょっと寄ってみる気になり行ってみました。

道に入ってすぐ通行止めでした。係員の方に(神社まで行きたい)と話したら「そこの駐車場に車を止めて歩いてください」と云われました。ぶらぶらと歩いて行くと赤い橋が見えて鯉のぼりが泳いでいます。大湊神社はこの赤い橋を渡った雄島の中にありました。島を一回りして神社に戻ってくると笛の音と掛け声が聞こえてきます。ここから橋は見えませんがどうやらお神輿が橋を渡って神社に向かっているようでした。あわてて入口まで行ってみますと子供神輿が階段の下までやって来てます。やっぱりお祭りだったんだね、とその時初めて知りました。お祭りに付き物の屋台も見なかったし雰囲気も感じなかったのでまったく気がつきませんでした。もしかするとこの階段を登ってくるのかな?と思い待ち構えていましたが神輿はUターンしてしまいます。子供には急な階段であぶないかもしれませんね。たらーっ(汗)

雄島と赤い橋と鯉のぼり。
18042003雄島A.jpg

大湊神社の鳥居。
18042003雄島H.jpg

やってきた子ども神輿、だが階段下までで戻ってしまいました。
18042004大湊神社C.jpg

この頃になると人出も増えカメラマンもいてお祭りらしくなってきました。お神輿は一旦島で休憩してまた橋を渡って戻るというので先回りして待ち受けました。

橋を渡る子供神輿。
18042001雄島祭りBD.jpg

いろいろと話を聞きますと、この後、女神輿、男神輿と続いて男神輿は海の中に入るのだ・・そうです。これは見なくてはなるまい、と思ったのですが、海の中に入るのは夕方になるそうで、現在2時前、さてどう時間をつぶそうか、ということです。考えた結果、東尋坊までの荒磯遊歩道を散策することにしました。東尋坊は寄る予定はなかったのですが結局来てしまいました。やはりアジア系外国人が目立ちます。

雄島の周辺地図。
18042003雄島D.jpg

東尋坊に向かう荒磯(あらそ)遊歩道の入口。
18042006荒磯遊歩道A.jpg

東尋坊から雄島を望む。赤い橋が見えます。
18042007東尋坊B雄島.jpg

再び、雄島に戻ったのは4時半ころでした。男神輿はすでに橋を渡ってこれから戻って海に入るとのことでした。男神輿が戻ってからもしばらくの間、お菓子投げのアトラクションなどがあってなかなか入りません。じらされますねぇ〜。お菓子拾いに私も参加して一個だけゲットしたりしてる内、神輿が海に向かいます。

人出も増え賑やかになった橋の前。
18042001雄島祭りD.jpg

男神輿が帰って来ました。
18042001雄島祭りEB.jpg

神輿は船の形をしてました。
18042001雄島祭りEC.jpg

お菓子なげのアトラクション。子供がいっぱいです。
18042001雄島祭りEF.jpg

海に入る男神輿。
18042001雄島祭りFD.jpg

神輿は港の小さな岩の上から岸に上がります。今年は桜も早く咲くほど暖かかったとはいえ、まだ4月、海は冷たいでしょう。このあと焚火で体を温めて祭りは終了となりました。

岸に上がる男神輿。
18042001雄島祭りFK.jpg

その先には東尋坊のタワーが見えてます。
18042001雄島祭りGC.jpg

島から東尋坊寄りの集落にも大湊神社があり、こちらには屋台が出ていました。例祭もこちらが主で神輿が出たのもこちらからではなかったのかとの推測です。帰る頃には陽も沈み、夕日がきれいでした。わーい(嬉しい顔)

雄島に沈む夕日。
18042062雄島の夕日E.jpg


posted by ペコム at 17:07| お祭りイベントなど

2017年03月26日

奈良東大寺二月堂のお水取り

少し前のことになりますが、東大寺二月堂の「お水取り」に行ってきました。

一度は見ておきたいと思っていた行事でしたが、なかなか実行に移せなかったものでした。なにせ寒い時期の夜ですので今年こそっと思ってもついつい先送りしてしまうのです。今回は、山の辺の道の残り分との抱き合わせでやっとのこと実行できました(^^)。
「お水取り」は、修二会の一環の行事でお松明が有名です。お松明は修行衆の道明かりに照らされるものですが、この場面が良く報道されます。暗闇の中火の粉を振り散らしながらの光景は一度は見てみたいと思っていました。期間はというと3月の1日〜14日までの2週間ほどあるのですが、土日は当然混むでしょう。また終盤も混むことが予想されますので平日のしかるべき日がねらい目です。水、木曜あたりがと思いながら実際は金曜日(10日)になってしまいました(笑)。
行事は7時に行われるということで場所の確保を含め早めの方がいいだろうと思い、5時半ころに二月堂に着きました。二月堂の前は段々状の斜面になっているのですが、最前列と二段目はほぼいっぱいでその他はまばらな感じで余裕がありましたので三段目の空いているところに場所をとりました、しかも真ん中です。初めてですので分かりませんが、最前列は火の粉をかぶるかもしれないのでむしろ三段目あたりが丁度良いところなのかもしれませんね。始まるまでの間、割り込みや場所取りなどしてはいけないと係員が見ています。特に最前列は後から入る人に対して注意していました。斜面になっているためあまりぎゅうぎゅうに詰めると危険だからなのでしょう。場所取りもいけないので始まるまではその場で待機していなくてはいけない、ということなのでしょう。三月に入ったとはいえまだ寒い奈良です。この週は冬に逆戻りしたとかで寒い日が続いていました。隣の人と話などしながら待ちましたが、じっとしていると寒さが身にしみます。トイレに行っておいて良かったと思いました。
6時過ぎになって、立ち上がるよう言われそして順次左に詰めるよう指示がありました。そして観覧する際の注意事項を受け、修二会の解説などがありましたが、どうやら、このまま(立ったまま)で始まるのを待つようです。お松明は修行衆の明かり取りで行われますが、このまま待つのは我々の修行だな、と思いました。ふらふら

そして、7時になりライトも消されて暗くなってお松明がやってきました。二月堂にお松明が来ると歓声があがります。この日のお松明は10個ありました。↓
17031009二月堂B.jpg

火の粉が散れば、また歓声があがります。↓
17031009二月堂F.jpg

お松明は突き上げたりして動かすたびに炎があがり火の粉も舞ってなかなかの迫力でした。10個のお松明は十人の修行衆がいるということなのですが、近くには次の日のお松明でしょうか並んで置いてありました。↓
17031009二月堂R松明.jpg

このあと修二会の修行はまだまだ続くそうでまた二月堂にも入れるらしいのですが、大勢の人が並んでいましたので、私は帰途につきましたが、もし、この次があれば修行の様子なども見ておきたいなとも思いました。わーい(嬉しい顔)

posted by ペコム at 18:18| お祭りイベントなど