2018年05月08日

旧北国街道大聖寺散策

石川県の加賀市に大聖寺という城下町があります。そこにある菅生石部神社に寄りました。
門前に地図があり神社は「旧北国街道」沿いにあることを知りました。北国街道は長野県にもありちょっと不思議な感覚になりました。というのはこの辺りは「北陸街道」じゃなかったのかな?という単純な考えがよぎったからです。地図を見ますと街道沿いに行けば城跡(大聖寺城)にたどれます。が、大聖寺川沿いに下っても城跡に行けますので、ぐるりと一回りしてみよう、と思いつきました。

今は加賀市ですが、昔は大聖寺町だったとのことです。加賀は一向一揆の名残があちこちにあり、大聖寺のお城も一向一揆の軍事拠点であったと書いてありました。この先の吉崎御坊も蓮如上人のゆかりの場所です。一向一揆というと本願寺、織田信長と連想しますが、内容は良く知りません。ま、いずれにしろ、地図をたよりにぶらぶらと散策することにしました。
大聖寺川の土手を歩いていますと海に向かっているせいでしょう、高い山や建物もありませんので空が広く感じられます。ツバメが飛び回り、ヒバリの声が聞こえ、天気もいいし散策日和です。今に思うことではありませんが、こんな田舎道を歩いているとリフレッシュされます。ストレス解消にもってこいであり私の生に合っていると思います。都会は歩くだけで疲れるのでシティボーイにはなれないということでしょう(笑)。最近は観光地も人が多くてげんなりすることが多くなりました。静かなところが魅力のはずの場所も人だらけではがっかり致します。
周りが平地ですから大聖寺城跡の高台はすぐに分かります、遠目にもあれだろうと見当がつきました。平日ということもあろうかと思いますが、城跡は静かでした。隣にある学校の生徒たちの元気な声が届いてきます。その後の街道も静かで落ち着いた街でした。わーい(嬉しい顔)

菅生石部神社。
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神社前の旧北国街道の案内図。この地図は各ポイントに置いてありました。
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大聖寺川の土手より。左手のこんもりした山が城跡です。
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大聖寺城跡の入口。
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城跡の下には学校があり生徒の声が聞こえてきます。
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近くの桜並木。今年はさくらの開花が早く葉桜でした。
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旧北国街道沿いの格子戸の家。
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大聖寺旧北国街道のシンボル、時鐘堂。
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桜並木の川沿いにぶらぶらと山下神社などを寄り道していたら街道が分からなくなって検討をつけた道を歩いていました。道沿いのお父さんに「北国街道はこの道でいいのでしょうか」と尋ねたら「さあ〜?」との返事です。北国街道があること自体知らない様子で、とりあえず、駅の方向を聞いたら「戻って左の道」というので戻りました。が、山の下寺院群の看板が出てきたので地図を確認しましたら、やっぱりさっきの道で良かったのでした。地元でも旧北国街道は知られていないのでしょうかねぇ〜。それとも引っ越してきたばっかりだったとか?、ま、いずれにしろ静かな街でした。がく〜(落胆した顔)

大聖寺城跡ではサギのコロニーがありました。コロニーとは集団営巣、つまり巣の団地です。そしてイチリンソウが咲いていました。おまけはこの二つです。
サギのコロニー、アオサギとダイサギです。
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イチリンソウ。
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posted by ペコム at 14:27| 山歩きや街歩き

2018年05月03日

山歩き〜四阿屋山

先日、冠着山に行きましたが、筑北三山の一つと知りました。
残る二つは何かというと、「聖山」と「四阿屋山」だということも同時に知りました。
「聖山」は以前に登ったことがあります。ならば残る「四阿屋山」も登ってみましょうと登ってきました。

そもそも「筑北(ちくほく)」って何なの?と思われる方に、簡単に言いますと昔、長野県一部は、筑摩(つかま)県と呼ばれた時代があり、その北の区域という地方名・・と思います。いずれにしろ三山と言われるくらいですので、昔からこの地域では目立つ山であった、ということだと思います。

旧坂井村(現筑北村)にある温泉施設「草湯温泉冠着荘」の前から入る漸々沢(ようようざわ)からの草湯温泉コースを登りました。尾根に出るまでは谷の荒れた道、しかも枯れ葉が積もっていて道とは分からない中を探りながら、且つ急な斜面を登ります。雨が降れば沢になるのではと思いました。多分、雨が降るたび道は崩れてしまうのでしょう。木の枝につるされた目印のリボンを頼りに登ります。急斜面はすぐ息が切れてしまうこの頃ですので休み休みゆっくりと登りました。

冠着荘前の看板。
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林道の駐車場のわずかなスペースに止める。
18042901四阿屋山B駐車場.jpg

林道の突き当りの登山道の標識。
18042901四阿屋山C登山口.jpg

急な谷底を登る。
18042903登山道A底.jpg

やっとのことで尾根に出ましたが、この尾根がまた長いのです。頂上かな?と見える急坂を3度ほど超えました。赤松や唐松を中心とした樹林帯を行きますので展望は良くありません。わずかに一ヶ所だけ展望台があり、そこからは北アルプスが望めました。長い尾根も最後の急坂ではカタクリとヒメイチゲの花が迎えてくれ急坂も一瞬ですが忘れました。頂上直下には四阿屋山神社があり最後の階段(数えたら48段ありました)を登り神社の裏が頂上です。

尾根に出たところに鳥居がありました。
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最後の階段。
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頂上。
18042903登山道H頂上.jpg

頂上付近はブナの木があり大木もありました。展望は良くありません。わずかに神社の前から北側が望め、冠着山が見えました。途中の展望台からは北アルプスの手前に聖山も見えてましたので筑北三山は近距離にあるということが分かります。

ブナの大木。
18042903登山道HAブナ.jpg

神社前からの冠着山。正面の三角形の山が冠着山。
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展望台からの聖山。右側の平たい台形の山が聖山。
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この日、駐車場で鳴いていたオオルリを初め出会った野鳥は20種、中でも特筆は下山中の尾根で会ったイスカです。幼鳥が混ざっていたようで餌やりのような場面がありました。松の木の暗い中でしたので鮮明には撮れませんでしたが、証拠写真にはなるでしょう。こういう場面に出会うこともありますので山歩きは楽しいです。わーい(嬉しい顔)
ということで、不鮮明ながらその写真をおまけに載せておきます。
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posted by ペコム at 13:46| 山歩きや街歩き

2018年04月15日

山歩き〜冠着山

冠着山は、千曲川の左岸にそびえる昔からの名所で、別の名を「姨捨山」と言い、こちらのほうが通りがよいかもしれません。

登山道は、3ヶ所あります。千曲市側からの2ヶ所と旧坂井村側(現筑北村)の1ヶ所です。頂上には冠着神社があり、その一の鳥居からの久露滝(くろたき)コースがメインルートと思われます。
もう20年ほども前になりますが、冠着山に登りました。ですが、この時は、登山目的ではありませんでした。当時、旧坂井村主催の探鳥会があったのですが、講師として予定されていた信州野鳥の会の会長さん(Mさん)が都合悪くなり、急遽の講師要請が私にきました。まだ、穂高に越してきたばかりで長野県の野鳥分布や特性も分からずまた当然、現地情報や知識は皆無でしたので、一旦は躊躇しましたが、ま、勉強と思って引き受けました。
ですので、講師の務めをまっとうすべく野鳥に目が集中していて山自体はよく覚えていないのです。坂井村の職員の方の案内で登ったのですが、どこからどう行ったのか、記憶がありません。登山道にマムシの子供が現れた・・、とか頂上でアマツバメがビューンと音が聞こえるほど近くを飛んでいた・・、ことは不思議と良く覚えているんですが・・ねぇ〜(笑)。ということで、もう一度、登ってみようとはずっと思っていたので、ルートは、坂井村側からと決めていました。

記憶にはありませんが、おそらく鳥居平からのルートであろうと推定して、林道聖高原戸倉線の鳥居平を目指します。聖高原の大池から林道に入る手もありますが、遠回りですし、たぶん、当時も役場からですと大池には回らなかったはずです。で、四十八曲峠からの道を行きました。四十八峠の手前で、冠着山登山道への看板があり左折します。冬季で閉鎖されてまだ整備前と思われる荒れた林道(注1、後で事情判明)を通り聖高原戸倉線に出ましたが、この道もまた倒木やらで進み難く結局、ここに車を置いて歩いて鳥居平に向かいました。

登山道方面への林道入口にあった案内図。
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聖高原戸倉線の林道も倒木などで荒れていました。
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鳥居平の登山口。
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冠着山登山道入り口。頂上まで30分ほどらしい。
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登りやすい登山道の一部。
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頂上には、あっけないほど早く着きました。少し物足りなかったので千曲側にある屏風岩まで下ってまた頂上に戻りました。

頂上にある鳥瞰図盤。
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頂上から眺める善光寺平と千曲川。奥に高妻山、手前には姨捨SAが見えます。
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千曲方面の下り登山道。
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見上げるような屏風岩。
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帰り際、頂上で地元の人とお話をしました。ところ、聖高原の大池からの林道は土砂崩れで通行止めなんだそうです。その人は、冠着駅方面との分岐に車を置いて歩いてきた、と言ってました。おやっと思ったのは、坂井村側からはもう一つの道があったのか?と知ったことでした。いずれにしろ鳥居平には車で来ることは出来なかった話ですが、20年前はこちらの道を通ったのかもしれないな、と思いました。
そして、車に戻ってからもう一つ気付いたことがあります。四十八峠から入った荒れた林道は通行止めであったということです。車の通った形跡がない理由が分かりました。何故、見落としたかは林道出口に出て判明いたしました。ま、いずれにしろ無事に戻れて良かったな!と思いました。

車を置いた場所。右は四十八峠に続く林道で来た道。左は戸倉へ冬季通行止めになってます。
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看板をみると冠着林道は通行止めとなっていました。どうりで荒れていた訳です。
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そして四十八峠に戻って林道入口を確かめてみました。倒れていた看板があり起こしてみると通行止めと地図の看板でした。看板はきちんと元に戻しておきました。がく〜(落胆した顔)

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ま、いろいろとありましたが、おまけは、登山道脇に咲いていたアズマイチゲとトラツグミを載せておきます。わーい(嬉しい顔)

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posted by ペコム at 10:41| 山歩きや街歩き

2018年03月31日

十三峠へ

十三峠へ歩いてきました。

昨年の春でしたが、平群から斑鳩へ「業平道」を歩きました。この道は大阪の八尾へと続く在原業平の恋の道ということを知りました。(「平群から斑鳩へ」を参照)機会があれば十三峠へも歩いてみたな!と思っていましたが、先日、行ってきました。奈良県と大阪府の県境に生駒山地と金剛山地がありますが生駒山地を抜けて大阪にゆく一つの道が十三峠です。業平の時代、大和の天理から河内の高安へ姫を訪ねてこの道を通って行ったとされます。現在は、十三峠への道もほとんどが舗装され、当時の面影は峠付近のわずかな部分しか残されていませんでした。生駒山地も信貴生駒スカイラインが通っていて車で簡単に行けます。とはいえ、昔はうら寂しい山道だったことでしょう。いくら恋しい思い人のところとはいえ大変な道です。源氏物語でも宇治の君へ通う話がありますが、昔の人はすごいな!と感心してしまいます。ぴかぴか(新しい)

今回は、近鉄生駒線の竜田川駅から峠に向かい平群駅に戻るというコースで歩きました。道標に沿って行きますが、分岐で道標がないところがあり何度か間違えました。ほとんどが舗装道路であって昔の面影は峠付近のわずかな箇所しかありませんでした。

竜田川駅より出発。
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十三峠への道標。
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峠まじかの古道の雰囲気ある山道。
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右おおさかの石標。
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峠にあった石仏。
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大阪八尾方面を望む。
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帰りは平群駅へと向かいましたが、途中、杵築神社があったので寄り道しながらぶらぶらと行きました。杵築神社といえば、出雲大社の昔の名前ですので祭神は「大國主の命」かなと思いましたが、ここの杵築神社は「スサノオ」が祀られていました。
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平群駅に到着し、十三峠まで往復で約11キロの手頃なハイキングコースでした。
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posted by ペコム at 16:20| 山歩きや街歩き

2017年04月25日

霧訪山再び

昨日のこと、天気が良いのでもう一度、霧訪山に登ってきました。

今回は下西条から登りました。登山口のある「山の神自然園」への道は分かりにくかったのですが、何とか到着するも駐車できず「野っ原」の駐車場に止めました。このコースは小野コースのような直登ではなくジグザグとなっていましたがそれでも鉄塔まではきつい登りでした。きついのは歳のせいもあるでしょう。(笑)
いつものパターンでゆっくりと登りました。野鳥は夏鳥のオオルリ、ヤブサメ、センダイムシクイがさえずっていました。花は、カタクリ、ニリンソウ、タチツボスミレ、タムシバ、オキナグサを見ましたが。中腹の道沿いに、イワウチワが咲いていました。これは予想外でしたのでラッキーでした。
頂上からの展望は、先日登ったよりも視界は良く、まずまずでした。北アルプス、南アルプス、八ヶ岳、妙高連山、御岳山、車山、美ヶ原など雲にかかったところもありましたが、一応望めました。なるほど、人気があるのも分かります。
帰りは、えぼしコースを巡って降りましたが誰にも出会うことなく道も荒れているところがありました。

山の神。↓
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穂高〜槍ヶ岳。↓
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後ろ立山連峰。さすがにボーとしてます。↓
17042409展望C後ろ立山.jpg

蓼科山方向。左端の茶色い山が車山。↓
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八ヶ岳。正面は赤岳。↓
17042409展望D赤岳.jpg

南アルプスは雲がかかって見えづらかった。↓
17042409展望H南アルプス仙.jpg

イワウチワ。↓
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オキナグサ。↓
17042402オキナグサ.jpg

御岳は雲で隠れ、妙高方向はもっとかすんでいましたのでカット。以上です。わーい(嬉しい顔)

posted by ペコム at 17:39| 山歩きや街歩き