2015年12月26日

豊前国一宮〜宇佐神宮

一の宮、二の宮、三の宮の神社の格付けがされたのは平安時代の頃らしい・・・のですが、昔から、旅先で看板などを見つけるとつい寄り道をしたくなるのが一の宮でした。

豊前(ぶぜん)の国とは、豊国(とよのくに)を分割したもので今の大分県の北部と福岡県の東部(小倉、門司)を含みます。明治になって小倉、門司は福岡県に編入されますが、小倉、門司の人たちは福岡とは違うと地元の人は言ってました。その時は、博多と福岡の違いのようなものかな?と思っていたのですが、このあたりに起因しているのかなと今は思います。

宇佐神宮(うさじんぐう)は、全国にある八幡社(約四万社といわれる)の総本宮です。境内は広く数多くの神社があり国宝の本殿は左から一の御殿、二の御殿、三の御殿と並ぶ八幡造りと呼ばれています。

由緒書きによれば、主祭神は「八幡大神(ハチマンオオカミ)」「比売大神(ヒメオオカミ)」「神功皇后(ジングウコウゴウ)」。
八幡大神は「応神天皇」のこと、比売大神は「多岐津姫命、市杵嶋姫命、多紀理姫命で宗像三女神」のこと、神功皇后は応神天皇の母でおよそ全国の八幡と名の付く社宮では応神天皇と共に祀られています。

社号標と鳥居。↓
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西大門。↓
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拝殿。左から一の御殿、二の御殿、三の御殿と並んでいます。
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真ん中の二の御殿の勅使門。↓
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外宮の本殿。隣には外宮があり同じ神様が祀られています。
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余談ですが、宇佐神宮といえば弓削道鏡の神託事件。境内に宇佐神宮の成り立ちを分かりやすい絵物語にしたコーナー(有料)があって見ることができます。そして、神託事件の顛末も解説されていました。境内の一角には和気清麻呂を祀った神社もあります。その事件はいろいろな説(通説は道教が天皇の座を狙った事件とされています)がありますが、いわゆる取り巻きの権力争いであったのであろうと思います。それよりもご神託が伊勢神宮ではなくなぜ宇佐神宮なのか?というのが不思議な気がして興味深いことであります。

絵物語の一部
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おまけの余談。宇佐は「唐揚げ」がうまいと聞き道路沿いにあった唐揚げ専門店に飛び込んで購入しました。注文してから揚げますので揚げたてが食べられます。これがアツアツで非常にうまかったのであります。わーい(嬉しい顔)
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posted by ペコム at 17:59| 一の宮

2015年12月24日

遍路エピソード〜遍路ころがし(2)

「遍路ころがし」と呼ばれる難所の一つ、11番藤井寺〜12番焼山寺の山道を歩いてきました。

距離はおよそ13キロ、すべて山道で時間にして6〜7時間ほどとあります。山の好きな私には手ごろなハイキングコースです。(ただし、出発点の藤井寺に車は置いて行きますので戻ることを考えなければの話ですが…)ふらふら

お寺の朝は7時からとなっていますので7時に行きました。駐車場(有料)の管理人さんに帰りは遅くなります…もしかすると明日になるかも…と説明をし了解を得てからお寺に入りました。お経をあげ御朱印もいただいていよいよ焼山寺へ「遍路ころがし」と呼ばれる山道に出発です。朝の7時30分でした。

藤井寺にある焼山寺への道標。↓
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藤井寺の本堂の脇から山に入りますが、お地蔵さんがならぶ坂道を登っていきます。この日は11月とは思えないほど暑い日でした。尾根に出るまでは当然上りが続きますがそれより暑さに参ってしまいそうです。途中、汗びっしょりになり一度着替えてからはTシャツ一枚で歩きましたが、それでも寒くないほどでまるで夏の登山みたいでした。北海道から来たという人はその暑さにびっくりしていました。
多少のアップダウンはありますが、しばらく尾根歩きが続きます。焼山寺への道のりでポイントとも言える休憩場所があります。工程の1/4に長戸庵、2/4の柳水庵、3/4ほどの一本杉庵と暑さに少々バテぎみでしたが、まあまあここまでは順調に来ました。一本杉庵に着いたのはちょうど12時頃でお昼タイムにしました。あまりにも順調で自分でも意外と思いました。これなら、帰りは来た道を戻ってもいいかな…と考えたほどです。このまま焼山寺についたなら帰りは下りが多い…と思ったからです。ところが・・・、

「遍路ころがし」の入り口。↓
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1/6道標。↓
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上りの山道が続きます。↓
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行程1/4あたりにある長戸庵。↓
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行程2/4あたりの柳水庵。↓
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行程3/4あたりの一本杉庵。弘法大師像が迎えてくれます。↓
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ところが・・一本杉庵から先はどんどん下るのです。このまま多少のアップダウンで山道を行き焼山寺に到着するのかと思っていたのですが、せっかく登った尾根を下る一方でそのまま谷まで下ってしまいました。途中、焼山寺への車道と交差したのですが、車道が上りなのに遍路道はまだ下ります。谷底まで下ってしまった…という感じです。その谷底から今度は一気の上りとなりました、この上りがきつい斜面でまさしく「遍路ころがし」でした。

焼山寺へのへんろ道、車道(右)を横断してまだ下ります。車道は上っているのに歩き遍路道は下ります。↓
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谷底まで下り、その後、急勾配を登ります。↓
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「遍路ころがし」6/6。もう終わりかと思ったけどまだまだ続きました。↓
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まだまだ続く山道。↓15110601遍路ころがしRB.jpg

やっと見慣れた参道に出てホッ一息。↓15110601遍路ころがしRG.jpg

焼山寺の最後の階段。やっと到着。↓15110601遍路ころがしS焼山.jpg

焼山寺に着いたのは2時30分でした。この日、この道を歩いていたお遍路さんは四人で、二人抜いて二人に抜かれましたが、もうくたくたで遍路へろへろ状態でした(笑)。「遍路ころがし」を歩いてきたということが分かるのでしょうか、納経所では「ご苦労さまでした」と声をかけてくださいましたし、出口で出会ったお坊さんには丁寧なご挨拶でこちらが恐縮するほどでした。
さて、車まで戻らなければなりませんが、来た山道を戻るのは時間的にも体力的にももう無理なのでバスで行けるところまで行くこととして下山をしました。焼山寺バス停までどのくらい歩くのかもわかりませんでしたので御朱印をいただきそうそうに焼山寺を後にいたしました。わーい(嬉しい顔)

せっかく登った山道を下りに下った谷底でしたが、そこにジンジソウが咲いていました。歩かなければ出会わなかったジンジソウ・・、心に残る一花となりました。おまけに付けておきます。
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posted by ペコム at 16:01| 遍路エピソード

2015年12月17日

初雪です

今朝、外を見ましたら雪が降っていました。初雪です。

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ちなみに去年は6日でしたからだいぶ遅い初雪です。これも暖冬が影響しているのでしょうか、暖かい方が身体には楽なのですが、今年のように寒暖の差が激しいとかえって調子が悪くなります。やはり季節は徐々に巡るのがよろしいかと思います。冬用のタイヤは、一昨日の暖かかった日に交換しておきました。大正解でした。わーい(嬉しい顔)

posted by ペコム at 08:27| その他いろいろ

2015年12月14日

遍路エピソード〜遍路ころがし(1)

四国八十八か所のお遍路で難所はいくつかありますが、最大の難所は11番藤井寺から12番焼山寺の山道です。

この道は約16キロの険しい山道で「遍路ころがし」と呼ばれています。その急坂は、お遍路さんもころがり落ちるほどの険しさと云うことのようなのですが、その表現が何とも難所中の難所を言い表しています。健脚で5時間、並足で6時間、ゆる足で8時間といわれていて、この「遍路ころがし」の山道はぜひ歩いてみたいものだ・・と思っていました。

11番札所藤井寺と12番札所焼山寺の位置関係。↓
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行き当たりばったり人生の私でもとにかく1日がかりとなるこの遍路道はそれなりの準備は必要です(笑)。私のように車に戻らなければならない場合は、その帰りも含めて考えなければなりませんので余計です。一度目は良い案が見つからないまま現地に到着し結局、車で回りました。帰宅してその後もいろいろと検討はしたみたのですが、やはり良い方法が見つかりません。例えば・・、
1案、山道を往復する。
2案、帰りは里道(約36キロ)を歩く。
3案、焼山寺付近で一泊してから戻る。または、途中の峠で2分割して二日がかりにする
4案、バスで徳島駅まで行きJRに乗り継いで鴨島駅に行き藤井寺まで歩いて戻る。
5案、徳島行きのバスで鴨島駅に近いところまで行き藤井寺を目指す。
6案、いずれにしろ行きづまったら最終的にはタクシーを呼ぶ。
など、考えましたが決定打がないまま決めかねていました。4案、5案は焼山寺を下ったあたりにバス停があることを知り候補に挙げたのですが、バスは運航しているのか?何本あるのか?などは分かりません。
ですが、どうしても歩きたかったので前日に事前調査をしてみることで再度現地に向かいました。

焼山寺に近い道の駅「温泉の里神山」でまずは気になっていたバス情報を聞きましたら乗り換えが必要ですが徳島駅行きのバスがあることを確認しました。焼山寺バス停の時刻は、13:15、16:31の2本です。お寺の御朱印受付時間は午前7時〜午後5時までと決まっていますから、健脚の方なら朝一番で出発すれば13:15のバスに間に合うでしょうが私には無理です。が、16:31のバスに間に合えば4案、5案が成立できそうということが分かりました。これでメドが立ちましたので翌日に実行しました。(つづく)

前段で長くなりましたのでその顛末(というほどのことでもありませんが)は次回でということで今回はこれまででご勘弁ください。ふらふら

posted by ペコム at 15:03| 遍路エピソード